私の父は、老人福祉施設や、障がい者の支援施設など、福祉業界で長らく勤務していました。
家ではあまり仕事の話をしない父だったのですが、施設に暮らす利用者のことを
「みんなとても素直で、頑張り屋さんだよ」と話していたことだけ記憶に残っています。
また家で相当ヒマをしているときに、家にある父の福祉関連の本を開いて読んでみるなど。
福祉についてはその程度の距離感で、
中学生や高校生の頃には、英語を使って海外で仕事したい!とか、
大学生の頃には、東京のIT企業で働いて稼ぐ!そんな感じで突き進んでいきました。
そんなこんなで社会人となって17年目の今、縁あって福祉業界で働いています。
就労支援に携わりながら、IT業界での経験やフリーランスの経験も活かして
企画・採用・広報などの色々なお仕事をしています。
父が働いていた施設を訪問する機会があったり、実家の本棚に並んでいた本をまた手に取って読んだり。
父の存在が周りをちらつくような、毎日。
こんなにも楽しいお仕事だったなんて、聞いてないよ。父さん!
もし今生きていたら、色んなこと教えて欲しかったなーと思ったりします。
そんな福祉のお仕事も、私の目線で少しずつお伝えしていこうと思います。